第13章:アシストスキル・戦術スキル
第12章でレギオン編成の重要性を解説しましたが、Normal以上を安定して突破するためには
「アシストスキル」と「戦術スキル」の理解が不可欠です。
どんなに強いレギオンを組んでも、
・敵戦術の一撃で壊滅
・範囲攻撃で後列が吹き飛ぶ
・バフ差で押し負ける
といった事故が頻発します。
これらを防ぐのが、師団ごとに持つアシストスキルと、ユニットが持つ戦術スキルです。
本章では、それぞれの役割と実戦的な使い方を分かりやすく解説します。
🧩 アシストスキルとは?

アシストスキルは、編成画面の師団番号の下の歯車ボタンから、この画面に移動して設定します。
最重要ポイントとして、アシストスキルはレギオン全体に効果が及ぶため、師団単位の性能を大きく強化します。
アシストスキルは大きく分けて次の5種類です。
- 攻撃アシスト:攻撃力補正・クリティカル強化・心核穿ちなど
- 防御アシスト:バリアー・被ダメ軽減など
- 能力アシスト:全能力・攻撃・防御などの能力補強
- 回復アシスト:魔族医療・全体治癒・絶対治療など
- 特殊アシスト:地形無効・決戦領域・竜鱗守護などの特殊強化
これらは戦術スキルほど派手ではありませんが、
実際にレギオンの性能差が最も大きく出るのはアシスト枠です。
■ アシストの計算方法(重要)
カブト割・必殺増加など数値を持つアシストは、師団の知力合計によって効果が強化されます。
計算式は以下の通りです。
例:ローランのアシスト「カブト割:5」を設定し、ローラン師団の知力合計が100なら
カブト割:15がレギオン全体に付与されます。
ローラン本人のカブト割:25は40に上昇します。
さらに他の2師団にもアシストカブト割を積むと、効果は3師団分が合算されます。
この仕様から、アタッカーは凶悪な火力を得ることができます。
攻撃アシスト全振りも強力ですが、他にも非常に優秀なアシストがあります。
- アシスト兵士運搬:全師団の地形マイナスを無効化
- アシストバリアー:序盤のゲームバランスを変えるほどの強スキル
- アシスト竜鱗守護:完全無効不可の竜の吐息対策として必須級
序盤・中盤・終盤で欲しいアシストが変わっていくため、状況に応じて付け替えていくことが重要です。
⚔️ 戦術スキルとは?
戦術スキルは、戦闘中に任意で発動できる強力なスキルです。
攻撃戦術・防御戦術・蘇生戦術がありますが、最も重要なのはバフ・デバフ戦術です。
たとえば、味方が攻撃力+20%戦術を使えば味方全員が20%強化され、
敵が攻撃力-20%戦術を使えば敵全員が20%弱体化します。
終盤、敵が毎ラウンド
・自軍バフ
・こちらへのデバフ
を連発してくると、対策をしなければ最強レギオンでも手も足も出ません。
これがいわゆる「バフ差で押し負ける」状態です。
対策はただ一つ。
こちらも毎ラウンド、バフ・デバフ戦術を撃つことです。
■ 戦術スキルの重要な特徴
- レギオン単位(3師団)に効果が及ぶ
- 毎ラウンド最大3回発動(3師団分)
■ 主な戦術効果カテゴリ
- 攻撃系:攻撃バフ、特攻付与、敵防御デバフ
- 防御系:防御バフ、バリアー、被ダメ軽減
- 回復系:HP回復、状態異常回復
- 支援系:敵ステータスダウン・状態異常付与
- 蘇生系:師団蘇生・軍団蘇生
これらをレギオンの役割に合わせて配置することで事故死を防ぎ、
戦闘の安定性が劇的に向上します。
🧩 実際の組み合わせ例
◆ 火力特化レギオン(終盤向け)
- 攻撃バフ
- 敵防御デバフ
- 特攻付与
終盤の敵は耐久が高いため、戦術で火力ブーストしないと押し負けます。
◆ トレハン安定レギオン
- 味方バフ・敵全体デバフ
- バリアー
- 軍団蘇生
トレハン師団の生存が最優先なので、軍団蘇生との相性が非常に良い構成です。
◆ 序盤限定:ダメージ戦術主体
- 敵全体ダメージ
- 敵一列ダメージ
- 敵単体ダメージ
序盤は戦術火力が非常に頼りになります。
特にダインの「弾幕射撃」はコスパが良く、多くのプレイヤーがお世話になります。
強敵戦だけ開幕で撃つ運用でも十分強力です。
あとVBVでは新スキル「戦術強撃」が実装されました。
これを組み合わせると、ダメージ戦術主体編成がもう一段強くなります。
戦術スキルは、
「レギオンの弱点を補い、強みを伸ばすために使う」
これが最も重要な考え方です。
📘 まとめ
アシストスキルと戦術スキルは、Normal以上の難易度で欠かせないレギオン補強システムです。
役割に応じて適切に付けることで、レギオンの安定性と突破力が飛躍的に向上します。
ここまでを理解すれば、HardでもS++クリアが十分可能です。
次章では、実際にHard攻略の流れを解説します。
▶ 第14章:体験版Hard攻略