第12章:レギオン編成
第11章までは、個々の師団を強化する方法を中心に解説しました。
しかしNormal以上では、強い師団を1つ作っただけでは戦線を維持できません。
また、トレハン師団のような戦闘力の低い師団を最前線で戦わせるのは危険です。
ここで必要になるのが、本章のテーマである「レギオン単位の戦力運用」です。
レギオンは3つの師団で構成される部隊であり、実際の戦闘はレギオン単位で行われます。
レギオン編成を理解すると、
・戦力の穴埋め
・弱点の補完
・収集系スキルの安全運用
・強敵への突破力の確保
といった戦略が一気に広がります。
🛡️ レギオンとは?
レギオンは、最大3つの師団(18ユニット)をまとめた戦力単位です。
師団ごとに役割を分担させることで、単独では弱い師団でも全体として強力な部隊になります。
■ レギオンでできること
- 弱い師団を強い師団でカバーできる
- トレハン・金運・グルメ魂などの収集系師団を安全に戦わせられる
- 複数の戦術スキルを同時に発動可能
- 先陣師団を前に置き、後列師団を攻撃特化にするなど戦力の最適化ができる
🏅 先陣の誉とは?
レギオン運用を語るうえで、絶対に外せない特殊スキルが「先陣の誉」です。
通常、敵は「目の前の師団」の中から、HP × 防御が最も低いユニットを狙います。
しかし、先陣の誉を持つユニットがいるとターゲットルールが大きく変わります。
・敵は「目の前の師団」ではなく、「先陣の誉持ちがいる師団」を優先して狙う
・つまり後列の第2・第3師団を、先陣師団が“盾”のように守れる
■ 庇える範囲と庇えない攻撃
先陣の誉が庇えるのは直接攻撃のみです。
以下の攻撃は庇えないため注意してください。
- 遠隔攻撃
- 側面攻撃
- 次元斬撃(完全に無視する)
ただし、庇われる側が遠隔無効や側面無効を持っている場合、攻撃が先陣側に流れることがあります。
■ 先陣師団の配置ルール
- 第1師団に先陣 → 第2・第3を守れる(最も理想的)
- 第2師団に先陣 → 第3だけ守れる
- 第3師団に先陣 → 後ろに誰もいないので効果なし
この仕組みにより、「第3師団を前に出せない」という初心者の悩みは、先陣の誉で解決できます。
⚔️ 役割分担の基本思想
レギオンの強さは、3つの師団をどう組み合わせて役割分担させるかで決まります。
最も安定する黄金パターンは次の3役です。
◆ レギオン構成の基本3ロール
- 第1師団:主力攻撃(アタッカー)
レギオン火力の中心。ここが弱いとレギオン全体が崩れます。 - 第2師団:先陣・支援・タンク
第3師団を守ることが最優先。耐久・戦術・サポート役。 - 第3師団:特殊役割(トレハン・金運・グルメ・育成)
最も戦闘力が低いので、必ず先陣で守る。
この構成を整えることで、
「第3師団だけが毎回溶ける問題」
を確実に解消できます。
🧩 よくあるレギオン構成例
■ 例1:もっとも一般的な“安定型レギオン”
- 第1師団:ローランなど火力最強師団
- 第2師団:タンク/支援/次点火力
- 第3師団:トレハン or 金運 or グルメ魂
Normal〜Hardの周回で最も安定する鉄板構成です。
■ 例2:耐久寄り“軍団蘇生レギオン”
- 第1師団:火力特化
- 第2師団:全師団蘇生戦術(軍団蘇生)
- 第3師団:トレハンなどの収集枠
トレハン師団が壊滅しても、ターンエンドの軍団蘇生で全員復活。
高難易度で安定した金策レギオンとしてよく使われます。
■ その他の応用構成
- 第1師団を先陣タンクにして、第2・第3師団の攻撃力を高める構成
- 第2・第3師団をイベイド積みで回避タンク化する構成
- 第3師団に最大火力師団を置き、安全圏から殴らせる構成
レギオンの組み方は無数にあります。
自分だけの最強レギオンを考えてみてください。
📘 まとめ
レギオン編成は、Normal以上で戦線を支えるための戦力分担システムです。
第1師団の火力、第2師団の支援・耐久、第3師団の収集・育成という役割分担が基本形となります。
次章では、レギオンの戦力と密接に関係するアシストスキルと戦術スキルを解説します。
▶ 第13章:アシスト・戦術スキル