3.2.第2章 ルートと選択肢の基礎

第2章の前に:初心者ガイドの説明

本ガイドは、『VenusBlood』シリーズに初めて触れるプレイヤーが、約3時間で体験版EASYをクリアできることを目標としています。
『VenusBlood RAGNAROK』のゲーム開始直後から、体験版序盤をスムーズに進めるための知識と手順を解説します。
基本操作や戦略の流れを、実際にプレイしながら学んでいきましょう。

※初心者ガイドでは、「最初に迷わず進める」ための最小限の情報に絞って解説しています。
詳細なデータやユニット性能の比較などは、別ページで紹介しています。

第2章:ルートと選択肢の基礎

『VenusBlood RAGNAROK』のルート分岐は、選択肢やイベントの積み重ねによって自然に決まる仕組みです。
「どの選択がどのルートにつながるのか」を大まかに理解しておくと、初回プレイでも迷わず進めやすくなります。

本章では、各ルートの発生条件や分岐タイミング、選択肢の基本的な構造について解説します。
ネタバレを避け、システム的な観点からルート構造を理解できる内容にまとめています。

🗝 選択肢画面の例

VenusBlood RAGNAROK 体験版 選択肢画面
『VenusBlood RAGNAROK』体験版より、選択肢画面の一例。
©dualtail / Ninetail

🎯 ルート分岐の基本構造

  • 選択肢の累積判定方式: 各ルートには「治世」「覇道」「破滅」の3要素が関与します。
    「破滅」は特殊な隠し値で、1周につき5回ほどしか加算されません。主に覇道凶堕ちルートにのみ関係します。
    ほとんどの選択肢は即座にルート確定に影響せず、蓄積した傾向が終盤に反映される形式です。
  • 分岐発生のタイミング: 基本的には中盤~終盤(第6章後半)で治世ルートか覇道ルートに確定します。
    さらに条件を満たすと、治世ルートは治世トゥルールートへ、覇道ルートは覇道凶堕ちルートへ派生します。
    例外として、第4章「魔の島」終盤までにブリュンヒルデの個別イベントが進行していない場合、中途エンドに分岐します。

全ての選択肢を細かく記録する必要はなく、まずは
「治世・覇道のどちらを重ねているか」を意識するだけで十分です。

🌿 主なルートの種類

ルート 特徴 備考
治世ルート 味方との協調重視。ヒロインとの絆イベントが多く、平和的な展開が中心。 初回プレイに最適
覇道ルート 征服・支配をテーマにした物語。戦闘と領地拡大がメインとなる。 戦略重視のプレイヤー向け
治世トゥルールート 治世ルート2周目で、特定の条件を満たすと到達可能。 真エンディングルート
覇道凶堕ちルート 覇道ルート7章で条件を満たすと分岐。5女神が凶女神化する特殊展開。 ルート入りが一番難しい

🗝 選択肢の種類と役割

選択肢は見た目こそ同じですが、内部的には大きく2種類に分類されます。
1つは物語全体の方向を左右するメインシナリオ選択肢、もう1つはキャラクターの好感度や個別イベントに影響するキャライベント選択肢です。
行動値(ターン制限)には上限があるため、全イベントを見ることは不可能。どのイベントを優先するかが重要になります。

分類 内容 代表的な場面
メインシナリオ選択肢 物語全体の方向や治世/覇道の傾向に影響する。終盤のルート確定にも関与。 作戦会議・章間イベント・決断シーンなど
キャライベント選択肢 ヒロインや仲間の好感度イベントに関係。イベント追加やルート条件にも影響。 拠点・休息パートなど

どちらの選択肢も見た目は同じですが、
メイン選択肢=ルート方向キャラ選択肢=個別進行と覚えておくと把握しやすいです。

🌐 共通ルートと個別ルート

  • 序章~第6章:全ルート共通。ここでの選択蓄積が終盤の方向を決定。
  • 第7章以降:メイン選択肢の傾向により各ルートへ確定分岐。
  • ルート確定後は他ルートのイベントが発生しなくなります。

攻略上のポイントとして、共通ルート中にヒロインイベントを見逃すと、後半で解放条件を満たせなくなることがあります。
各章の終わりで手動セーブを残しておくと、イベント取り逃しを防ぎやすいです。
特に第4章序盤と第6章終盤のデータを残すと、全ルート回収がスムーズになります。

🔁 周回プレイと解放要素

  • 治世ルートで見られなかった覇道系イベントを体験できる
  • 1周目で見逃したキャライベントを補完できる
  • 治世トゥルー/覇道凶堕ちルートの条件を満たせる

本作は1周で全てのイベントを網羅できない設計です。
周回プレイを前提に、2周目以降で解放される要素が多数存在します。
そのため、初回は完璧を目指すよりもまず1周して世界を体験するのがおすすめです。
2周目以降では、選ばなかった選択肢や育成方針を変えることで、新たな展開を楽しめます。

📘 まとめ

『VenusBlood RAGNAROK』のルート分岐は、一見複雑に見えても構造はシンプルです。
治世・覇道のどちらを重ねるかを意識すれば、自然と狙ったルートに到達できます。
次の章では、各ルートで発生する固有イベント──とくに悪堕ち・凶堕ちの発生条件と構造を解説します。
▶ 第3章:悪堕ち・凶堕ちの仕組みへ進む